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鉄の熱いうちに書き留めときたくなったのでさっき読んだ漫画のレビュー。

・ストロボライト/青山景
こーゆうのを描きたかったなあ、昔・・・。
大筋は基本的に大学生の鬱屈した生々しいあれそれです。俗に言や大二病ってヤツですか。
ほんとこの(特に、一人暮らし=親からの性的抑圧からの解放による)大学時代モノ独特の浮遊感とか違和感とか焦燥感ってのはそれを通った人にしかわからん類のもので、ぱっと思いつくので五年生・恋人プレイ・ひぐちアサもなんか描いてたなあ・・・ウケる人にしかウケない。そして文学臭というか自虐臭というか例外なくイタい。エンターテイメントになりきれずオチにすっきりしない。
(線引きをしとくと、げんしけんはエンタメです)

いわゆるそこまでよでじゃ何も変わらんっていう生々しいあれそれな展開は世間一般この手のではよく見ますね。何か××に怨みでもあるのか。
「あなたはわたしを幻想でしか捉えてないのよ」という台詞で倍率ドン。中にはリアルで彼女(彼氏)に言われたことのある人もいましょう、実に痛々しい。
そんな時代なのだ。大学生ネタは。

(こういうネタをエンタメとして昇華し、いちばんリリカルかつ的確に描いたのがノルウェイの森だと思う)


個人的には、やっぱり大学生という時間は自分の中でも浮いてるというか特殊だったように思う。
あの四年間は本当見事にグダグダで何もやらなかったし何もなかったような感覚。「思い出」といわれてキラキラと思いにのぼってくるような何物もなかった。ゲロの世話はよくやったが。それでいて確かに、明らかに今・現在につながっている決定的なものがあったのだ(と思う)。それは具体的な出来事に限らず、ゲロとか自分の××とかを含めたあの時間全てでだと思う。そういえば××の××ケロちゃん飲んだ事があります。あの時期ネタで。何を言ってるんだ。
何だか分からないがそういう時代だったのだ。

この作品はそういう感覚に特化してます。
「映画(舞台)」「テクスト」「白黒」「過去」「ストロボ」「夜行列車」というチョイスのみで記号的ですらある。いままで読んだ大学生モノの中でいちばん記号的。
おかげでネタのわりにヒロインがかわいい(Σ
たしかに夜行列車に似てる感覚なんですよね、あの時間は。


今、あそこから変わったかもしれないし全然変わってないかもしれない。
描き手としてもこの手の漫画に憧れた所から違う所にいるし、描けないなあと思う。それは前進かもしれないし後退かもしれない。
そーいう非常に個人的なことを思ったのでした。
笑いや感動でなくただ個人的にズンとくる。
そして話題がグレイズしすぎだったので否応無く目に入る記事として2/22修正しました。こっからコメント部分は既に言っちゃったものとして、修正かけないので男子の深夜の会話として引き返すかお楽しみ頂くかしてくださいませ。
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無題
なんかうばさんの言葉はいちいちグサグサと刺さりますぞ
大学は3年目が終わろうとしてますが(むしろもう終わった)、ホント特に何もないっす
ゲロの世話もしてません(笑)

ストロボライト…ちと調べてみよう
渡り鳥 2010/02/22(Mon)14:20:43 編集
枕に顔押し付けて『あああああ』
…ってなるんで、直視できませんこういうの(ぁ

>>交尾に怨みでも
私見、作者本人のコンプレックスがネタだからかなとか
こういう話の描ける描けない、または自虐かエンタメかの差は多分ソコ…

>>幻想でしか
まんまじゃないですが
言われた奴がココに…

こういう台詞を女の子側が言うのはもうテンプレですけど…コレに限ってはお互い様だとおもうんだ
具体的には、月一で股から血が出るとかなにそれこわい(←

まぁ言わせた時点で私がダメ男くんなのは確定なんですが
曖昧に馴れ合うのが一番なんでしょうね、男女

枕に埋もれたい時にでも手に取ってみようとおもいます(←
レエド 2010/02/22(Mon)16:08:11 編集
渡り鳥さん>
>グサグサと
ハタ迷惑にもできるかぎり取り繕わないってのが日記の方針なので、迷惑な日記だ(ぁ
グレイズしてみてからリアクション見て決めましょうっちゅう感じなので・・・すまないとしか。

>特に何もない
あー、あればいいというもんでもないです。酒や煙草や栄養ドリンクと一緒でそれをやれば人生が深くなると思ったら大間違いっちゅう類のものですね。たぶん「何を」ではなく「どう」向き合うかってとこなので、経験というより想像力の問題かと。

でもゲロの世話は(笑)
まあこの先もし結婚して子供ができたり、親が痴呆ったりすればお下の世話は嫌でもしますし。


レエドさん>
>ああああ
僕は読みとばします。ふりして読んでますね(ぁ
けど作者は時間かけて描いてるんですよねえ。。。

>交尾に怨み
んーでも、たとえばノルウェイの森だと緑も直子も魅力的に描かれてるんですよ。(直子といたしたかどうかは忘れた)
シンジ君も劇場版25話のほうはエンタメの範囲だと思いますし。
自虐かどうかは漫画とか媒体によっても印象が変わるのかもしんないです
こういう類のはまさにリアルを話(フィクション)に起こす取捨選択をすることでリアルじゃなくなるって側面のある典型ですしね。つまりむずかしい。

>言われたやつ
言われました(

男の子のほうが夢見がちなんでしょう。どーやら。
血が出るとかそーなのかーみたいな日和った事を思い返せば阿呆のごとく、言ったら「4週で1週だから計算上男女200人の学校ならいつも25人は出てるよ」とすごく丁寧に返されて愕然とした覚えがあります。


ま、五年生が一番くる人も恋人プレイが一番くる人もいると思います。
手押し車 2010/02/22(Mon)19:00:01 編集
無題
修正がどうのって書いてあったのでなんだろうと思ってたんですが、考えてみると随分あれな単語が出ていましたね。

大学時代の一人暮らしの開放感は凄かったですね、親の目がないとこんなにも自由なのかと素直に感動したものです。
まあ持て余しもしましたけど、それも成長の過程だと思いたいです。

ヤサシイワタシは結構読み返しましたね、ああいうのは大好物です(物語に限り)。なんというか、人間がどこまで堕落できるか手探りで探している感がとっても好きです。リアルでやったらコンテニューできないので
かげふみ 2010/02/24(Wed)02:57:19 編集
無修正・・・!(何
かげふみさん>
アレでした(ぁ
開放感はすごかったですね。裸族はいませんでしたがパンツの奴はよくいました。何なんだ。僕が遊びに行くほうが多かったんですけど、遊びに行ってまず「よしズボンを履け」っていう。

ヤサシイワタシでした、タイトル。
そろり読んだ当時おお振りのが先だったのでそっちのイメージが強かった…
心から無軌道な若者というか、てらいない大学生活っぽい空気みたいなのは挙げたものの中でいちばん出てる気がします。
エヴァ爆発前だったから自意識ネタに気負いが少ないのか(
や、本当のとこはわかりませんけど。
手押し車 2010/02/26(Fri)18:47:56 編集
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